明治の商家にタイムスリップ 大多喜城を臨む資料館


明治初期に建てられた「旧釜屋」は、土蔵造りでありながら店舗として使われていた珍しい商家建築です。開業当初は質屋として、その後は金物店などを営み、城下町の商業を支えてきました。


館内には、当時の商家の暮らしや営みを伝える資料が展示されており、2階の2つの8畳間からは観音開きの扉越しに大多喜城の天守閣を望むことができます。庭に祀られた立派なお稲荷さんからは、商家として栄えた時代の面影が感じられるでしょう。
歴史ある町並みの中で、暮らしと商いの記憶にふれるひとときをお楽しみください。